翌日、ゆっくりと観光をする時間がなかったので、阿克蘇(アクス)から鳥魯木斉(ウルムチ)へと寝台バスで戻りました。また来る機会があればじっくりと観光というかツアーに参加したりして旅行がしたいですね。
さて、列車の時刻と値段を確認にするために阿克蘇站(アクス駅)へとタクシーで来ました。
が、やっぱり高速バスの方が断然早いという事が分かったので、寝台バスで出発する事にしたのです。 タクシーでホテル近くのバスターミナルへ向かうとすぐに出るというウイグル族経営の長距離バスがあったので乗車。
乗車後数時間で休憩になったので撮影。
休憩中にロモのフィッシュアイ2で撮影。阿克蘇(アクス)地区は結構広いです。そして空気が意外と澄んでいるのが印象的だった。休憩中にどこかへ建設資材を運ぶトラックがたくさん通り過ぎて行ってました。
ちなみにこの高速バスは、本来はウイグル族専用の寝台バスなので、漢族は数名だけしかいませんでした。まぁ誰もあまり気にしてなかったけど。
発車後、しばらくすると阿克蘇(アクス)市街地を抜けてタリム盆地の砂漠と山脈が続くエリアへ突入!
山脈の向こうは阿克蘇(アクス)の観光名所が多数あります。寝台バスの左側なので、また北~北西辺りの景色です。
ごつごつしたタリム盆地の岩山。植物がある所は盛り上がってます。岩山と無造作に建てられてるように見える電柱が延々と続く。だいぶアクスの中心部から離れたけど、ここはまだまだ阿克蘇(アクス)地区の中なのです。
タリム盆地の砂漠の南疆鉄道を颯爽と走る列車を撮影。鳥魯木斉(ウルムチ)から阿克蘇(アクス)、さらに先まで走っていく列車もあるので、時間があって列車の旅にこだわる人は要チェックです!
タリム盆地の南疆鉄道を走る列車。貨物列車っぽい。地平線のかなたまで続く高速道路と砂漠。カリフォルニア見たいw
庫車(クチャ)市を超えて輪台県へと到着。北京時間で21時前くらい、新疆時間で18時前位かな。輪台県の名前の通り、車のタイヤや車両整備関係の町工場がたくさんある街なのです。トラッカーズの憩いの場所って感じでしょうか?
また、漢の時代は乌垒城(うれいじょう)と呼ばれ、西域都護府が置かれた事がある場所です。
LOMO Fisheye2で輪台県の街を撮影。フィルムならではの風景写真。 これはトイレ。中はハエがたくさんいたw
この新疆ウイグル(維吾爾)自治区の輪台県で食事休憩になったので、選択肢がない食堂で食事をする事になった。その時にLomoのFisheye2で撮影した写真。ウイグル族が僕の事をずっと観察してたなぁ・・。
ウイグル族のつけ麺、ラグ麺を食す。ピリ辛で美味しかった。 手打ちの麺もこしがあって食べ応えがありました。
※ ただ、ここのウイグル人のお店はハエが多く、衛生的に不安だったのでお酢でしゃぶしゃぶして食べたよ。。
輪台県のこの食堂で見たウイグル族の抓飯という炒飯。鍋の底に油たまってる。豪快だな・・。ただし、とっても不衛生なので食べるかどうかは見極めが肝心。僕ならこういうご飯は食べない。
なぜなら古い油だったらお腹を下す確率が高いからですw