西安汽車站(長距離バスターミナル)の目の前の长缨东路を真直ぐ西安駅方向へ行くと胡家庙という場所があり、そこにあったホテルへチェックイン。
他にも何件かホテルや招待所と呼ばれる安宿がありますが、招待所に泊まる気はなく、他のホテルは値段が高かったり、高い割に汚かったりしたので、最終的にこの西瑪大酒店というホテルに決定。1泊130元でした。
初めての西安で初めて泊まった安宿というかホテルの室内。空調もシャワーちゃんと使えるけど、やはりネットは出来なかった。。ただ、室内では中国移動通信の公衆無線LANは拾えてました。
僕は契約してまでネットをする気はなかったけど、もし必要なら契約していた方が何かと便利だと思います。
水等は有料ですが備え付けの備品もあります。値段も良心的だったのでビスケットを食べました。ホテルの室内から西安市内を望んでみるも、スモッグ?のようなもやがかかっていて景色はよくなかった。
シャワーを浴びて服なども着替えてさっぱりした所で付近を散歩してみる事に。この右の写真の食堂は夜は串焼きなども売っていたのでイカの串焼きを買ったみたところ、イカ足の先っぽの部分をほんの少しつけた物を5つだけ刺した串焼きを渡されました。
焼いているのは輪切りにしたイカなど食べ応えがありそうなものだったのに。ちなみに売ってる人は回族でした。
ここだけじゃないけど、西安はこういう小汚い人種がたくさんいましたので、屋台等は注意が必要です。
朝食というか昼ご飯を食べるために、付近を観察しつつ食堂を探す。胡家庙風味小吃城という、色々な食堂が集まっている場所を発見したので入ってみる事に。
西安の胡家庙という地区にある食堂が集まっているモール前の風景をHX9Vでパノラマ撮影。ここは长缨东路という大通りに面した場所で、真直ぐ西方向に歩いて行くと西安駅があるのです。
胡家庙风味小吃城の中はテーブルが所狭しと並んで人でごった返していた。炒飯や麺類、火鍋、中国のどこかの地方の名物料理等が売られていた。
こちらは肉等を量り売りしているお店。西安に限らずどこにでもこういうお店はありますね。肉(魚以外)を食べたくないので野菜類のみを使った砂鍋料理を食べて見る事に。
砂鍋料理を売っている店の中の様子。これは衛生的にヤバいかもと思いつつ料理が来るのを待つ。
魚丸と春雨や豆腐、海藻等が入った砂鍋です。しかし、底の方に得体の知れない甘い肉が入っていた。。
とりあえずお腹一杯になったので付近を引き続き散歩してみる事に。人々の会話が聞こえてくるけど、西安は中国の西の方なのに意外と標準的な中国語をしゃべる人が多いと感じた。
西安の街並をSONYのデジカメ、HX9Vでパノラマ撮影。古い建物がたくさんあるローカルな場所。道行く人も少ないので落ち着いた気分で散歩出来たのです。
西安の古いマンション群を抜けて、长缨东路をへ戻り、金花北路と交わる交差点付近にあるバス停へ戻る。この交差点の向かい側付近に泊まっている安ホテルがあるのです。
バス停で地名を見てみると、ここからバスで直接西安の観光名所の一つである大雁塔へと行ける事が判明。
こういう歴史のある有名な観光地にはあまり期待はしていないけど、とりあえず行ってみる事に。
なぜ期待しないかというと、建物の修復が安っぽくてまったく別の建物になってる場合がほとんどで、お坊さんがいたかと思えば偽物でお金だけせびられたりするからなのです。
西安市内にある観光名所といえば大雁塔、小雁塔、城壁など多数ありますが、とりあえず胡家庙のバス停から気軽に行ける大雁塔へ行ってみる事に。
大雁塔とは唐の高宗皇帝が建立した仏教寺院である大慈恩寺の中にある塔で、三蔵法師が持ち帰った仏典等が保存されているそうです。まぁ一般人や観光客は見る事が出来ないでしょうが。。
大雁塔でバスを降りると観光客や路上販売をしている人達がいましたが、その中に西安の地図を売っているおばさんがいたので迷わず地図を購入。良心的なおばさんで値切らずとも「2元」で売ってくれました。
大雁塔は奥の方に見えてます。とりあえず広場にあった門をHX9Vで撮影してみた。ぶっちゃけゆかりも何もないコンクリート製の門です。中国の観光地で日本のような歴史のある建造物や雰囲気を期待してはいけませんww
西安の観光地、大雁塔前の広場をHX9Vでパノラマ撮影。今回は重たいデジイチではなくコンデジを使用してるため、魚眼レンズが装着出来ないのでパノラマ写真を撮る事にしたのです。
売店ももちろんある。ここでアイスとミネラルウォーターを購入し、エネルギーを補給。大雁塔を目指して進む。
人が少ないように見えるけど、左側にたくさん人がいる。。とにかく中国はどこも人だらけでなのです。
大雁塔の前にある広場の池にコンクリート製の飛び石があり、そこを渡っている人達の写真。右は「池には電気が流れてるから立ち入り禁止」と書いている看板。落ちたら感電するとかどんな罰ゲームだょ。。?って思ったけど、水遊びをしている人達がいたので多分感電する事はないと思う。
西安の観光名所、大雁塔の電気が流さている池周辺をSONYのデジカメ、HX9Vでパノラマ撮影。
歴史のある慈恩寺、大雁塔とは名ばかりの、普通の公園と成り果てている観光地です。大雁塔が見えてきました。高さは64mだそうですが、ここから見ると見上げる形になるのでもっと高く見えます。
誰の石像か分からないけど、こういう近年に作られた物があると逆に歴史の深みが感じられなくて残念ですね。
池の一番上の所まで到着。何か普通の公園に来ただけの雰囲気満点ですww。そういえばこの時の西安は上海と比べて蒸し暑くなく、過ごしやすい気候でした。
大慈恩寺、大雁塔前にある池をHX9Vで撮影。涼しげですが、感電する心配があるので入る事はしませんでした。
池を抜けると大雁塔の側に数多くの露店が並んでる場所がありました。意外に欧米系の観光客が多かったです。
こういう階段も昔からあるのではなく、コンクリで修復?したのか新たに作った物なので、「歴史のある観光地」、を期待して来るとがっかりすると思います。
大慈恩寺(慈恩寺)のチケットを購入。入場料は50元でした。
大慈恩寺の門の前を写真撮影。どう見てもコンクリートで作った門ですね。法隆寺みたいに昔から代々技術を受け継いでいる技術者が修復している訳ではないのは分かりますが、ぶっちゃけ風情がないですね。。
大慈恩寺の看板を横目に地下鉄の改札見たいなゲートを通り抜ける。
大雁塔が正面に見えて来た。ところで右の写真はHX9Vの機能である、「背景をぼかす」に設定して撮影したけど全然ぼけてませんね。。やっぱり画質にこだわるならデジ一は必須ですww
お寺の側に陶器の仏像が安置されていて、これは本物らしく鉄扉で閉ざされていた。大慈恩寺と大雁塔が目の前に!
大慈恩寺前をパノラマ写真におさめる。ここまで来ると池の前よりは観光客が少なくて歩きやすかった。
大理石?の彫刻の施された階段。欧米系のツアー客がいて、ガイドが英語で説明していました。
中国のお寺の前にはだいたいお線香やろうそく等を焚いている場所があり、お線香等をあげてお祈り(お参り)しています。僕は「触らぬ神に祟りなし」、のことわざを信じる事にしてるので、線香をあげてまでお参りはしませんがww 右の写真は本堂の中に安置されていた仏像。
大慈恩寺の外観を写真撮影。白飛びが醜い。。 右のお堂の中ではお土産等を販売していました。
こちらのお堂の中では彫刻が壁面にはめ込まれていました。欧米系のツアー客のガイドが英語で彫刻の場面毎に英語で何やら解説していましたが、詳細不明。
お堂の中をHX9Vでパノラマ写真を撮影。そういえばこの大慈恩寺に限らず、観光地に来ている中国人の観光客はデジイチ、特にニコンを持っている人が多かったですね。ニコンの次はCANONが目についた。SONYは論外w
木の下に座っている釈迦を描いているのでしょうか?見ていたら手塚治虫の漫画、ブッダを思い出したww
※ これはAmazonへの、ブッダという漫画へのリンクです!
ようやく大雁塔へと到着。ここで更に30元の「登塔票」を購入。大雁塔に登るのに「80元」必要だという事です。
やっぱり電線が無造作に出ていたり、コンクリートや鉄扉があったりして「歴史ある建造物」の面影があまり見受けられないけど、ここに来る機会は滅多にないと思うので登ってみる事にしたのです。
大雁塔の内部に突入! 以前とは違い、中国人は写真を撮る人がたくさんいるので撮影ポイントは常に占領されている状態。なので、気にせずに隙を見て割り込んで撮影しないといつまでたっても写真が撮れません。
HX9Vのテスト的に撮影した写真。暗い部分と外の明るい部分を撮影したけど、かろうじて外の景色が見える。デジイチでダイナミックレンジの補正がいいカメラだと自然に見える写真が撮れるんだろうなぁ。。
それにしても内部も安っぽい塗装や石膏で補修していてまったく歴史のある建築物には見えませんw
仏舎利、いわゆる釈迦の骨の灰等を納めた位牌的な物ですね。日本にも仏舎利塔がありますけど、本当に釈迦の骨の灰等が入ってるのでしょうかね?
大雁塔の最上階から西安市内の風景を撮影。霞がかって遠くまで見渡せません。。
大雁塔の最上階の風景をHX9Vでパノラマ写真で撮影。やはりというか・・リア充うざいよね。
何やら大雁塔についての説明書きらしき物が掛けられていた。 右の写真は塔の最上階の天井です。
大雁塔の内部を縦方向にパノラマで写真撮影してみた。階段の勾配が結構急です。
これはどうやら昔作られた石碑らしい。古い漢字がデカデカと彫られていたのが印象的。 側に日本人のツアー客がいてガイドが日本語であれこれ説明してる所に遭遇。
以上で大慈恩寺、大雁塔の観光は終了です。まぁ西安に来たら登る、登らないに関わらず一度は来てもいい観光地だとは思います。個人的には付近にある家電製品が売られているエリアの方に興味がありましたけどw