アルマトイ~伊寧
カザフスタンの旧首都、アルマトイ(アルマティ、Алматы)からイリ・カザフ族自治州の中心地、伊寧へへたれてとんぼ返りした時の写真と動画、旅行記を掲載しています。
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2015年8月26日、アルマトイからイリ・カザフ族自治州の中心地、伊寧へ
アルマトイ(アルマティ、Алматы) のサイラン長距離バスステーション(Автовокзал Сайран)から、中国のイリ・カザフ族自治州の伊寧へ国際寝台バスで移動した時の動画と写真、旅行記を掲載しています。
アルマトイから伊寧へとんぼ返り
本来ならアルマトイからアスタナや更に西へ行って見ようと思っていたのだが、昨日からの一連の出来事でへたれて、かつ行く気力が失せたので、とりあえず中国に戻り、興味があった伊寧へ行って見る事にしたのです。
まぁ今回は準備も適当で、むしろ行き先さえアバウトにしか決めていない、いわゆる気楽な旅なのです。
カメラはNEX-5Tに標準のSELP1650(16-50mm F3.5-5.6) + SEL55210(55-210mm F4.5-6.3)のレンズと、16mmの単焦点レンズ、SEL16F28、VCL-ECF1というフィッシュアイコンバーターを適時交換し、撮影しています。
また、iPhone 5S、SH-12CとBONZの魚眼レンズ、そして懐かしいフィルムカメラ、Lomo Fisheye2も使用して撮影してます。
※ 写真は十数枚、付いていた埃をPhotoshopで除去した以外は無修正です。
サイラン長距離バスステーションから伊寧へ出発
昨夜から一睡もしていない状態だったが、緊張しっぱなしだったのでほとんど眠気は感じず。あと、中国語が分かる人達が多数いるという、つまりコミュニケーションに問題が無いという安心感が半端なかったね。
まぁ本来なら「逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だry」と自分に言い聞かせて西へと行くべきだったのだろうけどさ。
昨日のバスとは違ってちょっと汚かったが、そこは我慢w で、ほっと一安心して眠りにつこうとしたが、緊張しっぱなしだったせいか、全然眠くなかったので起きたまま出発を待ってたのです。雨が降っていたのですが、出発後、その雨水が窓際から滴り落ちて来てすごく寒かったですね。
動画のスクショそのまま使うけど、これが今回のアルマトイ~伊寧への旅程。
アルマティ郊外、雨の砂漠で小休憩
バスがアルマティの郊外で停車し、トイレ休憩に入る。さっきまで雨が降ってたのだけど、昨日と比べて風景が一変しているのが分かるだろうか。
乾燥していた土は水を吸って濃い土色を取り戻し、草木はいっそう青さを増し、空はどんよりと暗く、空気は澄んで遠くまでハッキリと見渡せ、すがすがしさが肌を貫く。
そんな風景を眺めながら、皆思い思いにワイルドに用を足していた。もちろん僕もね!
とにかく空気がすがすがしくて気持ちよかった。炎天下ではなくこんな天気だったら、あの山まで余裕でトレッキング出来そうですね。
動画にも説明書きしたけど、北は国立公園になっていて、更に北には大きな塩湖であるバルハシ湖(東側だけが塩湖という変わった湖)があるので、次回、機会があれば行って見たいと思う。いやマジで。
しばし気持ちいい空気に触れながら、昨夜の出来事を頭の中で整理しつつ、これからの事をしばし考えていたね。
雨上がりの荒涼とした砂漠と大地の風景を眺める
ではしばし、伊寧へ向かう高速バスの車窓から眺めた雨上がりの砂漠の風景をご覧下さい。
本当に昨日とはガラッと印象が変わって、大自然の営みの不思議さを実感した。テレビやネットの動画だけじゃこの雰囲気は伝わらないね。
昨日はくすんでいた草木が、濃い緑色に変わってハッキリと見える。因みに今回の写真はほぼ全てiPhone 5Sで撮影しています。
チュンジャ(Шонжы)郊外の砂漠のカフェで再び休憩&砂漠探索
カザフスタンへ来た時と同じ食堂で昼食を食す事になったので、下車。因みに写真に後姿だけ写ってる女の子が動画で言っていた、英語もロシア語もカザフ語も中国語も達者なカザフ族の人。
もうね、この辺の人とか僕の基準で考えると、皆言語レベル超絶に高すぎ。2ヶ国語は当然で、3~4ヶ国語喋れるのは普通って感じになってくるわ。文字が書ける書けないは別としてさ。
食堂では食べる気無かったけど、カザフの通貨、テンゲが余ってて、持ってても仕方が無いので食堂の売店に置いていたお菓子を購入して、試しに食べて見る事にした。これがカザフスタンに来て初めて購入したカザフスタンの食料でしたw
まずチーズビスケット。普段絶対に食べない砂糖が沢山入っているお菓子だけど、味はまぁリッツの見たいで美味かった。
次にチョコレートのお菓子。タイトルはカザフ語で、後ろの説明書きはロシア語。 「с карамелью(スカらメーリユ)」はキャラメル入りで、「покрытое」は「層にする」だと思う。(僕の辞書には無いね。покрытие(パクりーチエ)はあるけどさ)
因みにこの「c ~(造格)」で「~入り」という表現は良く使う気がする。あと、карамель(カらメーリ)はьで終わる女性名詞なので、造格は「ю」をつけて「с карамелью(スカらメーリユ)」となる事も読み解けるようにはなった。会話は別だけどね!
ってか、この場合難しく考えず、「c」の後は「造格」なので、分からない単語でもこの形が造格だと素直に受け入れ、このまま覚えて使えばいい気がするね。
あと、「молочным、шоколадом」は、「乳製品、ココアで」で、мがついてて造格に格変化してるというのは分かる様になったわw 「масса(マッサ)」は質量、「нетто(ニエッタ)」は「純量」、82гの「г」はグラム。
いや、どうでもいい事だけど、現状僕がどれくらいのレベルか、なんとなく分かって欲しかったので書いてみただけです。間違ってるかもしれないけどさ。次のロシア語圏への旅行までに少しでも単語と使い方覚えようと思う。まぁ現実は時間無くてほとんど勉強できてないのだけど。
どうでもいい事は置いといて、このミルクチョコレートめっちゃ甘かったけど、せっかく買ったので食べました。味はもちろん美味しかったですよ。
カザフスタンで活躍している日本の重機が目に留まったので撮影。なんか良く分からないけど、頑張ってね!
あと、動画でも言ったけど、ここでカザフ族の女と男と色々喋ってましたね。その中で、今になってロシア語は喉を使う発音が大切だという意味を理解し、実感してますな。っていうか喉を使わないと発音できんわ。
帰りは西側、つまりカザフスタン側の車窓風景を適当に撮影したり、眺めながらまったりと過ごしていました。でも、相変わらず窓際から水が滴り落ちて来て、とても寒かったですlol
アルマティ州のホルゴス(Хоргос)の出入国管理所へ移動
引き続き、車窓風景をご覧下さい。建設中の新しい道路がずっと視界に入っていたのを覚えています。
またも兵士によるパスポートチェックを受けるが、乗客の通訳でなぜビザが無いのか問われた事が分かり、その後下ろされて小屋に連れて行かれる。ロシア語でなにやら聞かれ、日本人だという事で数名の兵士でなにやら盛り上がり、スマホで写真を撮られ、結果、ビザなしでもOKだと分かり、開放される。
もしかしてこのルートはあまり日本人が来ないので、分からなかったのでしょうかね?
来た時とは違って冷たい空気と湿った大地が広がり、それがカザフスタンの印象さえも変えているように感じた。
カザフスタン側の国境、ホルゴスに到着
またまたホルゴスのイミグレーションへとやって来た。荷物を預け、何やら検査をされて無事に通過。杭州で医学を勉強しているカザフ族が、検査官と背筋を伸ばして握手をしている様子が今でも記憶に残っています。
もう多くは語るまい。皆が揃って今度は中国の霍爾果斯(霍尔果斯)のイミグレーションへと向かう。はい、旅行記適当です。
中国側の国境、霍爾果斯口岸(霍尔果斯)へ舞い戻る
来た時と同じ検査官がいて、かつ僕の事を覚えていて、**「あれ、もう戻って来たの?」的な事を言って来たので、「まぁどんなところか分かったからもう帰って来た」**と屈辱的な発言を余儀なくされ、また、同じく荷物を丸裸にされて検査をされた後、無事再入国!
だがしかし、いるはずの人達とバスがいないではないか。で、超焦ったのだが、同じく待ち惚けをしている人達を見つけて合流。皆でこの写真の場所でバスを待つ事にした。さて、中国に戻って来て一気に人が増えてにぎやかになりましたねw カザフ側で国境を見物しに来る人なんていないし、そもそも人がこんなにいないしね。
中国に戻って来た事と、お金を取らないトイレ(この当時)になぜか安心感を覚え、まったりと皆でバスを待つ。
置き去り組みのイタリアの靴を仕入れたおじさんに「この靴いくらに見える?」と聞かれ、「39元くらいかなぁ」と答えてむっとされたのだが、なるほど、カザフスタンは上海に行くよりもポルトガルへ行く方が近いんだよね。ヨーロッパへ行くのは簡単だし、商品を仕入れるのも簡単なのかもしれない。
結局2時間以上寒さに震えながら待たされた後、バスが何事も無かったかのようにやって来た。その間、菓子パンをもらったり、4ヶ国語が喋れるカザフ族の女の父親が付近に住んでいる親戚の車を呼んで、中で体を温めさてもらったり、めっちゃ親切にされてしまった。本当に感謝。
霍爾果斯口岸から伊寧市へ高速バスで移動
20時55分頃、バスが出発。アルマトイ出発時と比べ、高速バスの中は半分以下の人数になっていた。どうやら皆タクシーや車で戻ったようだ。伊寧まで50元で行けると例のカザフ族の女の父親が言ってたしね。
カザフ族のおばさんからまた菓子パンをもらう。普段食べないのだが、折角もらったので食べたのです。動画でも言ったとおり、生姜のピリ辛さが利いていて、独特な風味がして美味しかったです。
しばし霍爾果斯(霍尔果斯)からイリ・カザフ族自治州の中心地、伊寧市へ向かう高速バスの車窓風景を眺めながら、伊寧についてのメモにてユースホステルがある事を確認したり、今後の事についてちょっと考えていた。
前方に見える山が蜃気楼なのか、裾野に雲海が広がってるから浮いて見えるのかしばし悩んだが、恐らく雲海が広がっているのだろうとの結論に達した。動画でも言ったけど、どちらにしても壮大な景色だ。
1時間程度でバスが伊寧市内へと到着!率直にうれしかったですね。
イリ・カザフ族自治州の中心地、伊寧へ到着
途中、乗客の都合のいい場所でバスを止めて下ろしつつ、最後はなぜか交通事故が発生している場所で停車し、皆降りる。例のカザフ族の女の人や家族もここで降りて、ホテルの場所などを教えてくれて分かれました。
iPhone 5Sの電池がなくなる前にATMの場所を確認し、まずは現金を下ろしに行く。手持ちが50元程度しかなかったのです。それにしても伊寧は大草原のイメージが強かったので、想像以上に中国的な都会だったのでびっくりした。
後日掲示板で「伊寧とウルムチ、住むならどっちがいい?」的な内容の討論がされてたのを見たのですが、
「まったり過ごしたいなら伊寧、お金稼ぎたいならウルムチ」
と、この二つの大都会についての評論が下されてましたね。もちろん人それぞれなのですが、参考にはなりますね。「福岡」と「東京」どっちがいい?的な感じ。家賃も安いし自然環境もいいし、僕なら伊寧を選ぶと思うね。
百度地図の示す通りの場所に中国銀行のATMを発見し、無事に現金を引き出す。その後ユースの場所が良く分からないのでタクシーを捕まえて聞く事にしたが、捕まえたタクシーの若い男の運転手が場所を知っていて、かつ市内には1つしかない事まで知っていたので、彼のタクシーでユースホステルまで行く事に即決定。
若い運転手が助手席の彼女と楽しく話をしながら仕事してる様を見ても、特に「リア充○ね」とか思う事も無く、伊寧市内に一軒しかない(この当時)伊犁伊栈国际青年旅舍もしくは新疆伊栈国际青年旅舍(Xin Jiang YiZhan Youth Hostel)というユースホステルへと到着。
無事にチェックインする事が出来、荷物を置いて付近のウイグル族経営のお店で飯を食べて、4日ぶりのシャワーを浴びてぐっすりと眠る事が出来たのです。
2015年8月26日、アルマトイから伊寧へへたれてとんぼ返り編のまとめ動画
アルマトイから伊寧へとんぼ返り編のまとめ動画
2015年8月26日、アルマトイ(アルマティ、Алматы) からイリ・カザフ族自治州の中心地、伊寧へへたれてとんぼ返りした時のまとめ動画です! 短かったけど、濃密な体験をし、また、Хоргос(ホルゴス)・霍爾果斯(霍尔果斯、Khorgos)から国境越えを2回も果たせた事には満足していますw
2015年の中国旅行記リンク
- ①上海観光・帰国
- ②上海観光2、外灘・七宝他
- ③上海~トルファン(吐魯番)へ列車の旅
- ④トルファン(吐魯番)観光1、大河沿鎮
- ⑤トルファン(吐魯番)観光2、交河故城
- ⑥トルファン(吐魯番)観光3、カレーズ博物館・火焔山
- ⑦トルファン(吐魯番)~ウルムチ(烏魯木斉)列車の旅
- ⑧ウルムチ観光1、紅山公園・国際バスターミナル
- ⑨ウルムチ観光2、水磨溝と散歩他
- ⑩ウルムチ~霍城・霍爾果斯口岸へ寝台バス移動
- ⑪霍城・霍爾果斯~アルマトイ
- ⑫カザフスタン、アルマトイ観光
- ⑬アルマトイ~伊寧へ寝台バス移動
- ⑭伊寧観光、伊犁河大橋・バザール他
- ⑮伊寧~蘭州へ列車の旅
- ⑯蘭州到着後の散歩等
- ⑰蘭州観光1、黄河鉄橋(中山橋)・白塔山公園
- ⑱蘭州観光2、黄河散歩&ボートで遊覧
- ⑲蘭州観光3、五泉山公園
- ⑳蘭州~上海へ列車の旅
- ㉑上海観光3、外灘・南京東路他
- ㉒上海観光4、南京東路・豫園・七宝老街他&帰国
























































