上海観光＆旅行編１の続きです。今回は初めて仕事の為に中国、上海へやって来たのですが、ここでは上海到着後から数日間の間に撮影した写真と動画、旅行記を掲載しています。
さて、今回は観光や旅行ではないので厳密には旅行記ではないのだけど、居住していてもそこから観光地や旅行には行けるわけで、上海近郊まで日帰り観光へ出かけたり、上海の観光地や上海らしい町並みを散歩した時に、写真や動画、情報等をアップして行こうと思います。
デジカメはα55に純正レンズのDT 18-200mmを装着して使用。 予備でdocomoのスマートフォン、防水機能があるF-12Cを専らLOMOの代替でBOMZのフィッシュアイレンズを装着して撮影してます。
上海は観光の為に来る事はないとは思っていたのだけど、まさか生活する為に来る事になるとは思ってもみなかった。当然暮らすのと観光で来るのとでは視点や物の見え方が全然違って、新鮮な印象を受ける事になるのです。
ここでは上南路、人民広場、徐家匯、中山北路周辺の写真や旅行記、動画、情報等を掲載しています。
さて、上海万博跡地を散歩し終わった後、上海の上南路を散歩して見る事にしたのです。
通りの脇道で寝ている子犬を発見。α55のトイカメラモードで撮影。道も建物もきれいになっていたけど、特に店舗は飲食、雑貨屋を問わず、若者向けのおしゃれな外装、内装が際立って目についた。
蒲江之星というチェーン系列のホテルとカフェテリアもあった。この一角を過ぎると、上海らしい物干し竿を突き出したマンション群が見えて来た。マンション群というか、小区と言った方がいいのか。。
道が無駄に広いので空が開けてて開放的ｗ上鋼二村と上鋼一村の境界の道をF-12Cとフィッシュアイで撮影。
小区の一角に屋台街が形成されていたので覗いて見る事にした。ここは主にナッツ類を販売していた屋台。
レンガ造りの建物と石畳がオールド上海っぽく、淮海中路の史跡周辺に似ている。
観光客っぽい人たちもちらほらいた。この辺りは地元民の憩いの場的な場所、デートスポット的な場所になっているのかなぁと、道行く人々を見ながら思ったのです。
街灯もあるし、夜はすごく雰囲気がいいと思った。ケンタッキーが雰囲気ぶち壊してるのが気に入らないけどｗ
とりあえず特産物、食料品を中心にした屋台がずっと続いている。上野のアメ横みたいに販売している人達が必死に声をかけてくる事もなかったので、のんびりと散歩出来た。 値段は「高くはないけど安くもないなぁ」って感じ。
見ていて買いたいと思った物もあったけど、すぐにホテルに戻るわけではないので購入せず。 でも、また機会を見計らって再度来てみようかなぁと思う程度の場所にはなったのです。
今度は上南路沿いの上鋼一村付近、昌里路の屋台を覗いてみる事にした。ここは食品ではなく雑貨がメインの屋台街でした。屋台はどれもデザインが統一されてて、アジアっぽい統一感のない雑然とした雰囲気が感じられない。
売ってる物は二流品なのに、統一感があるだけで洗礼された印象を受けて、良品に見えるから不思議だ・・。
合成樹脂、牛革制のベルトをその場で作ってくれる屋台があり、値段が15元からと手頃だったので試しに15元の一番安いベルトを購入してみる事にした。ベルトに限らず現場で時計修理してくれる、物作りが好きになりそうなお店等も中国では普通に見れます。 たかがベルトだけど、バックル含め、気に入ったもの作ってもらえるのはいいですね。
腰周りを測って余分な部分を切り、穴を開けてもらう。これが出来上がったベルト。ぶっちゃけ使用して1週間程度で表面の薄い皮が剥げ落ちて、無残な姿をさらす事になった。やっぱり二流品、いや、中国らしい紛い物だった・・orz
撮影してたら乗りのいい女二人が「ィエーイ」とおちゃらけて来たｗ 元気ですなぁ～(ﾟДﾟ；) iPhone用のケースやセンスの良さげな服、文房具やアクセサリー等も売られていて、とにかく見ていて楽しい屋台街だった。
屋台街から上南路へ戻り成山路駅方面へ歩を進める途中、味千ラーメンを発見。もうこれはスタバ同様ラーメンの味を楽しむというよりは、いる事にステータス的な何かを感じる人種の為に存在するお店に成り下がったと思うｗ
上鋼一村の入り口をF-12Cとフィッシュアイレンズで撮影。椅子に座ってる守衛？に睨まれてしまった。
上南路の風景をα55でパノラマ撮影。道の反対側にファミマが見えますが、上海は至る所にファミマがあるのだけど、マジで中国勢のコンビニを駆逐する勢いだ。（2012年10月現在） フランチャイズ制度が大成功したようですね。
地下鉄の成山路駅。ここからホテルへ戻る事にした。とりあえず買い物に勤しむ主婦らが行きかう駅周辺を撮影。
バス停とそこに並ぶ人達。果物屋があったので観察。ちょうどホテルのTVで日本と同様消費者に生産地や加工、流通の過程が分かる様にバーコードで管理する仕組みを放送してて、気になってたのですが、どう見ても分かりませんｗ
「食の安全」は気になるので調べたら、今年、2012年からこの管理方法について頻繁に放送＆記事に取り上げられてる様でした。 勝手な憶測で物をいうのはよくないんだけど、まだこの流通システムが普及してないのか、義務じゃないからただ単純に表示してないだけなのか・・。 とりあえず産地くらいは知りたいよねぇ・・。
ホテルに戻り、一息ついて昼ご飯に魚入りのお粥を食す。ご飯多過ぎるけど、この時から頑張って食べるようにした。中国に来たばかりで自炊も出来ず、食せる物が限られるから、まぁ部屋を借りるまでは我慢する事にしたのです。
夜、ホテル付近の様子を観察するために、散歩してみる事にした。南、つまり上海駅方面へ向けて歩いて一つ目の大通り、芷江(zhi jiang)西路を右に曲がったら雑貨屋や食堂が集まってる一角に市場を発見。
市場の中。こういう場所に来るのは久しぶりだ・・。匂いを伝えられないのが残念！ドコモが携帯でネットワーク越しに匂いを届ける技術を展示してて、イチローが「すごい」と絶賛してたけど、その後まったく進展がないですねぇ・・。
調べたけど、2005年の技術なんですね。香り通信の記事 AiboもQRIOも消えたし。すごく味気ない世の中だ。
トマトが売られていたので買ってみた。しっかり洗って食べたけど、なかなかいい味だったので、今も買いに来てる。
日本だったら絶対食べない、油で揚げた魚を使った麺を食す。あっさりしたスープに浸ってるので油を抜きつつ食べた。食べる物がないからしょうがなく、今もたまに食べてるのです。ちなみにこの食堂にはほぼ毎日通ってるのです。
翌日、生活必需品の買い出しと、どんなお店があるのかをよく見るために、再度人民広場へとやって来た。左の建物は福州路にある本屋さん。早く来すぎたため、まだ開店してなかった。辞書とか見たかったんだけどなぁ・・。
※訂正。 こちらが福州路にある有名な本屋さんです！一つ上の写真は本屋ではなく、図書館です;）
香港名店街へ行く前に、人民広場を散歩してみた。この時間、人はまばらだったけど、上海博物館はすでに開館待ちの人達が並んでいた。部屋探しや仕事など、生活が落ち着いた時にまた来てみようと思う。
α55でパノラマ撮影した写真。広々としていて気持ちいい。ちなみに7回程失敗した後にようやく撮影成功したのです。
人民広場から付近のビルを眺める。「寸土寸金」（僅かな土地で極めて高い）という言葉とは裏腹に、くどいけど広々としていて気持ちいい。でもこの時は今後との事で色々と不安だったので、観光を楽しむ様な気分ではなかった。
花壇をなんとなく撮影。この辺りはほとんど変化がないですねぇ。
人民広場脇の歩道をα55のトイカメラモードで撮影。何気にこのモードが気に入ったのです。色調は設定出来ないけど、一手間かけてRAW現像すれば仕上がりは良くなると思う。雰囲気のいいプランターが置かれていたので撮影。
ここから香港名店街へと入っ行く。来る度に店舗やテナントに変化があるから要チェックなのです。
雑貨やアクセサリーを売ってる場所は特に変化なしだったのでスルー。中国のブランド商品にあまり興味がなくて調べた事ないので定かではないけれど、中国ブランドの服飾店が並ぶ一角も特に変わりはないみたいだった。
メリーゴーランドを模したオブジェクトが香港名店街と地下鉄を結ぶ出入り口付近に置かれていた。まぁこの日は軽く散歩に来ただけなので、商品を買う事も香港名店街をじっくり見て回る事もなかった。
さて、ホテルでネットが出来るようになったけど、有線のみでPSVitaやF-12CでWi-Fi接続出来ず、PC内蔵の無線LANを疑似APにするフリーウェアを試したり、ネットワークの共有を試したのだけどプツプツ切れて使えないので、疑似APも使えるUSBタイプのアダプターを購入する事にしたので、徐家匯（しゅーじゃーふい）へやって来たのです。
価格も安いし評価もつくのでネットショップで有名な淘宝で買いたかったけど、即欲しかったので、面白みがないのを承知で徐家匯へやって来たのです。 まぁ家電街はここしか知らないという理由もあるんですけどねｗ
お目当てのUSBの無線LANアダプターを見つけたので、機能を確認して値段交渉開始。舌がうまく回らず伝えるのに少し苦戦するも無事購入出来た。「淘宝では安いのにぃ～」と駄々をこねて40元でゲット。淘宝で28元程度の商品だ。
言葉って長期間喋らないと聞き取れても喋るのに難儀するね。ハルビンの時以外は旅行でしか来た事ないからなおさらだ。。今回は住む為に来たから会話の機会が増えるはずなので、スムーズに喋れるように頑張ろうと思った。
さびれた印象を受ける徐家匯の街並みを散歩。ただ、一つのビル丸ごと日本のお店や料理店が入っていたのが印象的だった。どうやら日本一条街と呼ばれているようです。 また時間があれば覗きに来てみようと思います。
約1年前に来た時に撮影した場所付近から、今度はα55のトイカメラモードで撮影。なかなか見ごたえのある画質だと思うけど、フィルムっぽい粒状感がないので、トイカメラっぽくしたいなら画像編集ソフトで手を加える他ないですね。
F-12Cと魚眼レンズで徐家匯の街並みを撮影。この日は晴れ晴れとして気温も丁度良かったので清々しい気分で散歩出来た。ところで携帯がトイカメラになるアプリもインスコしてるけど、面倒だから気が向いた時だけ使おうと思う。
ホテル周辺まで戻り、お昼ご飯にお粥と卵を食す。卵も食べたくないけど、食べる物がないので仕方ないのです・・。
これが徐家匯で購入したUSBタイプの無線LANアダプター。さっそく使ってみるも、なぜか付属の疑似AP用のソフトでは、新しく作ったネットワークが選択肢に出てこない。試行錯誤するもダメ。無駄なお金を使った・・。
ネットでDL出来るソフトもこの機能は有料だったしなぁ。無線LANアダプターは普通に認識してるんだけどね。。って事で、無線LANは置いといて、この日は中国のネット規制の壁を超える方法を試行錯誤して過ごしたのです。
地下鉄で百度地図を頼りに会社へ向かう。不覚にも、地図では2つ目の通りを曲がればすぐ着くと思ったんだけど、一つの道の間隔が広すぎて遅刻ギリギリに到着してしまった。まぁこの日は入社手続きだけで2時間程度で終了。
とりあえず英語だらけの契約書を読まされるとは思わなかったｗ
右は、無事にホテルに戻ってなんとなく上海の風景を撮影した時の写真。
証明写真を撮影する為に、写真屋はどこにでもあると思って調べずに出かけたら、不覚にも2時間以上歩き回るはめになってしまった。結局地下鉄1号線でよく見かける証明写真機で写真撮影する事に。 徒歩10分圏内だったしｗ
値段は20元だった。日本の証明写真機では不可能な、電子メール宛に写真を送る機能がある事を初めて知った。
初めての休日。何はともあれ携帯電話の国際電話サービス申し込みと、無線LANルーターの購入をしたかったので、部屋から出たくなかったけどしぶしぶ出かけたのですが、その時撮影した写真を少々掲載。
ホテル付近にある２つのファミマの内、1号線に近い方のファミマで黒ゴマ豆乳を購入。ちなみに外では純粋の豆乳は2元程で販売されている。ファミマでは3元。黒ゴマ豆乳は3.5元なのです。
高いけど未加糖で、企業製品という安心感がある事と、そもそも黒ゴマ豆乳は外では見かけた事がないという理由で、ファミマでほぼ毎日購入して飲んでるのです。
徐家匯の無線LANアダプターを購入したお店でポケットルーターを80元で購入した後、人民広場の中国移動通信で国際電話サービスの手続きをするも、暗証番号のカードと身分証がなければ2か月後しか手続き不可といわれた。
上海駅地下の商店街で購入した中古の番号なので、契約者情報がそのまま残っていたのです。待つ以外に方法がないので、ふてくされて本屋等を覗いていたら、以前から気になっていて見る機会と時間もなかった「けいおん」の雑誌、しかも全話が入ったDVD4枚+おまけ付を発見したので購入してホテルに戻ったのです。
ホテルにて開封！DVDはちゃんとした製品で安っぽくなかった。おまけは「お茶碗」と「ファンクラブ会員証」ｗ 今はこの会員証を地下鉄、バスで使える交通カードの上に載せて、あたかもこれが交通カードのように使ってるのです。
雑誌の紙質もイラストの解像度も問題なし。まぁアニメとか中国のネットで普通に高画質で見れるんですけどね・・。
お茶碗。イラストのご飯、盛りすぎだろｗ まぁ見た目はしっかりしてて100均のよりは良さ気に見えます。今は会社指定のホテル暮らしなので、使う機会はないのです。っていうか、もったいないので日本に持って帰って使わないかも。
これが今日購入したポケットルーター。80元だから約1100円程度。初回だけ固定IPにして初期設定しなくちゃいけなくて普通のルーターと若干勝手が違ったけど、それ以外は特に問題もなく、快適なネット環境が手に入ったのです！
カードとほぼ同じ大きさでコンパクト。電源コンセントに挿して場所も取らずに気軽に使える頼もしい奴なのです！
ワイヤレスでパソコン、PSVita、スマホがつながったので、さっそくDVDを少しだけ視聴。動画ファイルはFHDで申し分ない画質で視聴出来ましたｗ まだ忙しくて見れてないけどね・・。 だってパソコン画面占有されるし。
ところで、住み始めると今まで旅行記で書いてきたような事が当たり前すぎて、真剣に書こうなんて気がしなくなる。普通の日常生活の一部を書いて何が楽しいのか的な感じなのです。
でも中国にいる事に違いないので、今後も観光、旅行に行った際には写真や動画、情報等を掲載しようと思います。
