久々にユースに日本人旅行者が来たのだけど、何とその方は東日本大震災の時に陸前高田で1年以上ボランティアをしていた「キモタク」さんという方で、中国から世界一周を始めたばかりの、何ともエネルギッシュな方だったのですが、香港行きのチケットが春節前で取れるか微妙なので一緒に上海駅に確認に行く事になったのですが、その時の写真と旅行記です。
とりあえず僕がクリーニングに出していたスーツを取りに行く事に。ここは新閘路付近の市場。生きた魚やカニを見る分には楽しいのだけど、怖くて食べる気にはなれないので、旅行特有の興奮や楽しみを十分に感じられないのが残念です。
まぁ上海以外、例えば雲南やウイグル辺りの市場だったなら、もちろん興味津々、市場を楽しく見る事が出来ますけどね。
川魚と蟹が中心に売られている。昔は雷魚やブラックバス、カニも平気で食べてたけど、今考えると恐ろしすぎる。。
この市場のある通りは、早朝、夕方はいつも食事や食料を買いに来る人達で賑わっている。 さて、右の写真は新閘路から上海駅へ到着後、僕が休日によくわざわざ足を運んで食べに来ていた、素鶏麺(豆腐製品)が食べられる回族の食堂なのです。
丁度上海駅に来たので、ここで若干遅めの朝食をとる事にしたのです。駅前なので、やはり客が多いですね。
キモタクさんは麻婆豆腐っぽい餡かけ麺を食す。顔出しOKだけど、まぁあまりにもキモイので(冗談)隠す事にしますw
まず香港行きの火車(列車)があるかどうか駅の窓口で聞いた所、案の定約6日後(よく覚えてない)くらいまで満席との回答。これは予想の範囲内だったので、今度は上海駅の北口にある長距離バスターミナルへと向かう事にした。そう、2011年に西安に行った際に、客引きにつかまった為、行きそびれた場所なのです。
ここが上海長距離バスターミナル。上海のバスターミナルの中核をなす場所です。 マクドナルドやお土産やがあるも、入り口はこの裏側だと判明。人の流れに沿って裏側へと進む。キモタクさんが香港に行けるかどうか、ちと不安げな様子だったw
上海長途汽車客運総站(上海長距離バスターミナル)の入り口付近。駅もバスターミナルも平素よりも人が少ない感じがしたけど、地方へ戻る人達はあらかじめ切符を購入してるので、春節間際に買う人が少ないのは当然といえば当然ですね。
ここが上海長距離バスターミナルのチケット売り場。やる気のない眠そうな顔の販売員がいる窓口で聞くと、奇跡的に翌日の香港行きのバスがあるとの回答。キモタクさんがほっと胸をなでおろすも、代金が600元以上するため持ち合わせがなく、しかも現金払いのみなので、一旦バスターミナルを出て地下鉄駅付近でATMを探索。
運よく地下鉄の改札内にあるATMを発見し、お金を下す為だけに入れてもらい、無事にクレジットカードで現金を引き出し、再度チケット売り場へと戻って無事に香港行きのチケット購入完了!
やはり急遽中国国内を長距離移動したい場合には、長距離バスが有効な手段なのだなぁと改めて思った次第ですw
さて、キモタクさんがリニアモーターカーに乗車するというので、ひとまず別れ、お昼過ぎに宿で合流。 今度は静安寺に行きたいというので、一緒に行く事に。で、話し込んでたら乗り換え場所を乗り過ごしてしまった。
左がその乗り過ごした事に気づいた時に降りた駅のプラットホームで、右は乗り換え場所の常熟路駅の駅舎内。
静安寺へ無事に到着!キモタクさんが写真を撮ってると、雇われ警備員らしき人がここでは撮影禁止だと言って来た。地下鉄駅で堂々と写真を撮っててそんな事言われたのはこの駅が初めてだ。もしやキモタクさんがあまりにもキモイので・・w
まぁ冗談はさておき、ここは僕も来た事があるかどうか記憶があいまいな、静安寺、南京西路に面した場所の風景。
世界のキモタクさんの堂々とした姿をα55のトイカメラモードで激写w 彼はきっと大物になる!
実はポートレートや人物主体の写真を撮った事がないので、二人で色々と撮り合ったのです。因みにキモタクさんはSONYのNEXシリーズのデジ一を使用していた。ちょっと使わせてもらったけど、とても軽かったのが印象的。
僕のような体力のない旅行者はデジカメ選びの際に「軽さ」を重要視すべきなのだけど、NEXシリーズはGPS搭載機が高価な機種のみで、それ以外の機種で「ジオタグ」を保存したい場合は「GPSロガー」を使用する必要がある為、なるべく荷物を減らしたい僕としては購入に踏み切れないので、しばらくはα55を使っていくと思う。
まぁ型落ちのNEXシリーズは安いし、個人的にはコンバージョンの魚眼レンズがとても魅力的なんだけどね。。
で、デジ一並の画質を求めないのならば、HX9V、もしくは30V、50V(5/17発売予定)という選択肢もありだと思う。
これらの機種はコンデジのくせに動画性能が段違いに良く、今回α55では重くてレンズが大きいので出来なかった、「食事をしながら撮影して雰囲気を伝える」という使い方も可能なため、もしかしたら次回は「HX50V」を持って旅行に行くかもしれない。
鎧を着た際の銅像を発見。キモタクさんが乗ろうとしていたのだけど、警備員がいたので断念w 右は向かいにあるデパート。
静安寺、南京西路に面した場所をSONYのデジ一、α55でパノラマ撮影。味気ない街並みですね・・。
静安寺のそばには露店が多数並んでいたけど、特に目ぼしい物もないのでスルー。右はデパート前のイルミネーション。
静安寺は若者が集まるおしゃれな街に変貌して、今や若者に人気のスポットだという記事を読んだけど、確かに街並みに風情があり、若者受けしそうな外観・内装のデザインと、それに相応しい商品を扱っている店舗が多いなぁと個人的に感じた。
静安寺のを外から眺める。実は入り口を探していたのだけど、見つける事が出来ずに中に入る事が出来なかった(;><)
静安寺付近の街並み。小雨が降ってたので空気が爽やかだったのを覚えてる。お土産屋等が並んでいて、特に中国でよく見かける金細工や翡翠等を使用した商品を扱ってる店舗を多数見かけた。もちろん僕なんかでは全く手が出ないお値段ですw
上海市内でよく見かける日本の100均ショップの商品をメインに、10元、15元程度の商品を取り扱っている「一伍一拾」というお店を発見。金細工や翡翠よりこういうチープな商品が置かれているお店に引かれる所がダメ人間なのか!?
とりあえず上海に関しては日本より「物価が高い」事を痛感させてくれるお店です。 日本の100均と同じような物で、かつ品質が微妙な商品をざっと見平均約2倍以上の値段で買う価値があるかどうか悩みますね。
右のコップが綺麗でいかにも中国的だったので、思わず購入。 しかも店内での写真撮影は控えるように言われるも、ついつい撮影してしまったw
このあと静安寺から徐家匯へと移動。SONYの商品を扱っているショップでレンズをチェックし、ビル内のショップを一通り見て、外で開かれていた新疆ウイグル自治区の特産品売り場でつまみ食いをした後、新閘路へと戻る事にしたのです。
地下鉄1号線の徐家匯駅へ向かう途上、陸橋から夜景を撮影。 この陸橋には来る度に写真を撮ってるなぁ・・。
さて新閘路に到着。キモタクさんが明日旅立つので、最後に何か美味しい物を食べようと付近を探索。上海ガニが食べられる店を探していたのだけど、「時期じゃなく美味しくない」との理由で探した限りのお店ではどこも扱っておらず、蟹は諦めて海鮮料理のお店で魚料理でも食そうとしたけど、微妙に高かったので、夜の弄堂(路地裏)を散歩しつつ根気よく別のお店を探す。
ちょっと衛生的にどうかな考えたけど、「重慶火鍋」のリトル版を食べる事にした。煮物料理なので脂っこくないし、野菜類は1元、肉は2元とシンプルな料金だったので、試しに食してみる事にしたけど、これが予想に反して美味い食べ物だったのです。
普段なら絶対入らない不衛生な店内w もし夏場だったら入ってなかったと思う。 ただ、狭くて人があまり入れないので、落ち着いて食べれるのが個人的には気に入った。 ちなみに写真に写っている公安の人はこのおばさんの夫です。
料理が来て、キモタクさんが美味い美味いとほおばっている様を撮影。 普段飲まないけど、辛くて濃い味付けの料理には
安い青島ビールがよく合うなぁと思った。 僕は豆腐製品6品程度と野菜、しいたけ、緑豆春雨を注文。同じく美味いのでがつがつ食してしまったけど、個人的には肉と一緒に煮込んでるのが難点だった・・。
本来なら肉汁さえ論外なのだけど、まぁたまにはいいやと納得させ、汁を出来るだけ搾り取りつつ食す。
10元程度でこのボリュームw 思う存分豆腐も食べれて朝から歩いていた疲れが癒されたわw さて、翌日キモタクさんが無事香港へと旅立ったのだけど、何と、同じユースに暫く住む事になった部署違いの同僚に、お世話になったお礼にという事で、
味噌汁を託していて、仕事が終わってユースに戻った時にいただいたのです。
この画像は、この日の夜旅行気分が高まってたので、何となく作ったメモ画像なのです。マジで僕もバックパック旅行したいなぁと思うけど、まずは旅行資金を作る事と、何より英会話能力を高めないと旅行を楽しめない事がドイツ旅行に行った時に分かったので、長期旅行はもうちょっと先になりそうだなぁ。。
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